【コンテンツ販売者向け】ペイパル決済完了後にサンクスページを表示する方法とイベントトラッキング

【コンテンツ販売者向け】ペイパル決済完了後にサンクスページを表示する方法とイベントトラッキング

サンクスページへの導線
サンクスページへの導線

独自コンテンツを販売している方は決済手段は何を用いていますか?

私は老舗のペイパルを用いています。決済が完了した人をサンクスページへ飛ばしています。

このサンクスページの読み込み(ページビュー)によって「商品購入が完了した」と見做してイベントトラッキングをおこなっています。決済ボタンは押したけど,やっぱり戻ってしまったなどの「カゴ落ち率」を計測するためにも,決済周りに係るイベントはきちんとトラッキングを設定しておきたいですね。

複数の商品・サービスを持っている方にはサンクスページを個別に指定したほうが管理がしやすいかと思います。

ペイパルでサンクスページを個別に指定する方法を解説していきます。

ペイパル決済後にチェックアウト完了後に飛ばしたいURLを指定する。
チェックアウト完了後に飛ばしたいURLを指定する。

Paypalの支払いボタンの編集 > ステップ3 > 「顧客がチェックアウトを完了すると、このURLにリダイレクトされます。」のボックスにサンクスページのURLを指定します。これだけです。簡単ですね。

実際に設定されているかテストアカウントなどで検証してみてください。

Googleタグマネージャでのイベントトラッキング

Googleアナリティクスは,Googleタグマネージャ経由で配信しています。

以下のように発火トリガーを設定しました。

発火トリガーを設定

【トリガータイプ】
・ページビュー

【トリガー発火条件】
・Page URL
・含む
・thanks/ (サンクスページのパスを入力します)

Googleタグマネージャのプレビューで,トリガーがきちんと発火されるか確認しておきましょう。

ご自身のサイトやブログにサイトマップを置いている場合などは,サンクスページが表示されないように除外設定することも必要です。

サンクスページは決済が完了した人のみ入れるページですので,他からは見えないように配慮しておきましょう。noindexの設定も必要です。Googleアドセンスを導入している方は,関連コンテンツにサンクスページが出てこないように,除外設定をしておきましょう。

サンクスページで追加オファーをしよう

サンクスページは一般的に「ご注文ありがとうございました。確認メールを送付しましたので,ご確認ください」などの定型文を配置すると思います。

しかしそれだけでは顧客の次の購入につながりません。

顧客が決済を完了したその瞬間というのは,さらなる追加購入を促すには最適なタイミングです。

そこで提案するのが追加オファー。サンクスページにたどり着いた人限定で追加のオファーを出すようにしてみましょう。追加オファーは販売してるコンテンツの種類によって千差万別ですが,「特別追加無料プレゼント」や「初月無料」「期間限定」「このページは閉じるともう戻れません」などの緊急性を出すとさらに良いです。