Googleマーチャントセンターの無料リスティングって?
Google Merchant Center(Googleマーチャントセンター)では,Googleに無料で商品を掲載できる「無料リスティング」というものがあります。
無料リスティングとは,無料でGoogleの検索結果やGoogleショッピングタブ,Googleレンズなどに自社の商品を掲載できるものです。
「無料リスティング」とある通り,無料で掲載できます。広告ではありませんのでお金はかかりません。
個人でコンテンツを販売していたり,個人事業主で製品を販売している人にとってはとても心強いシステムです。
無料リスティングは「標準リスティング」と「拡張リスティング」の2つに分かれます。ステータス上では「無料リスティング」と一括りにされて表示されます。
拡張リスティングは英語では,Enhanced Listingsと呼びます。それぞれ要件があり,Googleのポリシーを遵守する必要があります。
標準リスティングは割とすんなり審査を通ります。一方で,拡張リスティングは審査がやや厳しく,なかなか審査を通過できない人もいるようです。
無料リスティングで,無料でGoogleに掲載できればかなりの確率でブログへの流入アップや購入率の向上が見込めます。
Googleでは1日に世界中で何億という検索が行われています。その検索結果に無料で掲載できるのは非常に効果が高いでしょう。絶対にやるべきです。
拡張リスティングの不承認を回避・解消する方法
拡張リスティングの不承認を回避する方法ですが,Googleが定めたポリシーを遵守することです。
拡張リスティングに表示するには「ショッピング広告のポリシー」に従う必要があります。
Googleの公式サポートによると,商品審査まで最低でも5営業日はかかります。機械的な審査だけではなく人での審査もおこなっています。
GTINのある製品はGTINの入力は必須です。GTINを持たない場合は,製品番号(mpn)とブランド(brand)の記入が必須です。
私は「小売」の分類ですが,フィードへ入力している属性は以下のとおりです。
このフィード属性で標準リスティング・拡張リスティング共にOKとなっています。
- ID [id]
- 商品名 [title]
- 商品説明 [description]
- 商品リンク [link]
- 商品画像リンク [image_link]
- 追加の商品画像リンク [additional_image_link]
- 状態 [condition]
- 価格 [price]
- 在庫状況 [availability]
- GTIN [gtin]
- IDの有無 [identifier_exists]
- ブランド [brand]
- 製品番号 [mpn]
- Google商品カテゴリ [google_product_category]
- 非掲載先 [excluded_destination]
- 正規リンク [canonical_link]
拡張リスティングの不承認を回避・解消するチェックリスト
拡張リスティングがOKにならない場合は,以下のようなことに注意してフィードを構築してみると良いです。
- GTIN, ISBNが入力されてるか?
- GTIN, ISBNがない場合は,mpnとブランドが入力されてるか?
- ポリシーに違反する言葉・文言を使用していないか?
- 適切なカテゴリはきちんと指定しているか?
- ランディングページと説明や価格が合致しているか?
- 送料は設定されているか?
- 税金は設定されているか?
- canonical linkは設定されているか?
- 商品画像は要件を満たしているか?
拡張リスティングが不承認のままでいつまで経っても合格できない方はぜひご連絡ください。わたしのできる範囲でアドバイス・コンサルをさせていただきます。