かわいそうな2人の石運び屋のお話。あなたもこんな風になってませんか？？

アメリカで有名なマーケティングの物語

　ちょっと見てください。とても重そうな石を運んでる人がいます。この感じだと数百キログラムありそうです。しかも車輪を見てください。四角い車輪です。これではなかなか進みそうにありませんね。重労働だし、運ぶのに時間がかかってしまいます。こんなに汗だくになって必死に頑張ってるのに、、、ちっとも前に進まないんです。こんなことを続けてると腰を痛めてしまいそうです。

　これではいつになったら目的地にたどり着けるんでしょう？　運ぶのは大変ですね、日が暮れてしまいそうです…そうしてる間にも時間はどんどん過ぎていきます。

　そうこうしていると、親切で頭のいい人が現れてこう言ったのです。

　「それでは大変でしょう。これ便利だよ、スルスルとすごくスムーズになるから、使ってみなよ。」

　でも石運び屋の彼らはこう言います。

　「いいえ、結構です。」

　「そんなの興味ないよ、僕たちは石を運ぶので忙しいんだ。」

━━━ これ、どう思いますか？？

四角い車輪と丸い車輪、進むのはどっち？

　これはアメリカのお話です。このちょっとしたエピソードから僕たちは何を学べるでしょうか？　効率の悪いやり方をしてる人は、それが一番だと思い込んでいます。以前からずっとやってるから慣れてるわけです。その方法しか知りません。他のやり方を知らないんです。だから一つのやり方をずっと続けてしまいます。

　でも、、、それが最も効率的な方法とは限らないんですよね。他にもっと楽で時間がかからなくて、苦労しない方法があるかもしれません。いえ、それはきっとあるんです。でも探していないんです。今よりもっと効率的な方法を。

　物を転がすには四角より丸い方が簡単です。トラックやプリウス、自転車を思い出してみてください。丸い車輪を使えば、クルクル、コロコロ、スイスイ～っと進んでいきます。とても楽です。時間も半分以下で済むでしょう。四角い車輪だと２人必要かもしれませんが、丸い車輪なら１人でも運べるかもしれません。少なくとも、四角い車輪を使うときよりは絶対に楽なはずです。

　実を言うと僕も昔はこうだったんです。自分だけのオリジナルのやり方をずっと模索してました。でもぜんぜん結果が出なかった。１年くらいはそんな調子で全然結果が出ない時期が続いたんです。

　それで、「もうコレじゃダメだな・・・」と思って、いろいろ迷った挙げ句、人生で初めてコンサルを受けてみたんです。コンサルの料金は６ヶ月で 17 万 4000 円くらいだったと思います。最初はコンサルを受けようかずいぶん迷いました。だって、17万4000円ですよ？　当時の僕からすると、すごい高額です。

　でも「コンサルを受ければ何か変わるかもしれない・・・」そんな思いも胸の中にはありました。今まで自分なりのやり方でやってみたけど、成果は全然出なかった。むしろ時間を無駄にしてしまったかも、って。

　しかし、今になって振り返ると受けて良かったと強く感じます。あの時コンサルを受けてなかったら、今でもまだ低収入で時間に追われるばかり、稼げない状態だったと思います。それくらいマーケティングの世界は奥が深いわけです。独学で行き当たりばっかりでやっても、時間だけが過ぎていくことでしょう。正解の無い世の中を、地図も持たずに暗闇を延々と歩き続けるようなものです。だから、正解のルートを案内してくれる「ガイド」が必要だったんです。

　そしてその後、僕は今度は教える立場になりました。僕自身が学んだことや、自分自身が体験してきたこと、実績等をベースに困ってる人を助けたいと思うようになったんです。

僕がコンサルしたコンサル生の方からはこんなうれしい言葉をもらいました。

『何かをやる時は、自分でやるよりも、既に熟知している人から教わった方が、成果を手にするのは圧倒的に早いということ。』これは確かにその通りですね。

あなたのビジネスは今どうなってますか？