無料で使えるAI画像生成ツール:マイクロソフト;イメージクリエイター
マイクロソフトから無料で使えるAI画像生成ツールが発表されました。Image Creator(イメージクリエイター)です。写真やイラストを AI で作ってみたいという方にはオススメです。
無料で使えるので、納得のいくイラストができるまで何回でも試すことができます。
現在はプレビュー版(2023年12月時点)ですが、さっそく使ってみたので、レビューを残します。
現在のところ、マイクロソフトの AI 生成ツールは 8 種類あります。
- Image Creator
- Design Creator
- Generative Erase
- Remove Background
- Brand Kit Creator
- Album Creator
- Sticker Creator
- Generative Expand
Image Creator
「Image Creator」は、あなたが想像するあらゆる画像を作成できます。テキストを入力するだけと約10秒でAIが画像を生成してくれます。本記事では、このイメージクリエイターの使い方を説明します。
Design Creator
作りたいデザインを言葉や文章で説明すると、AIがデザインを作成してくれます。
Generative Erase
写真に映り込んだ不要なものを消去したいときってありますよね? そんなときに使いたいのが、ジェネレーティブ・イレース。イレースとは消去する、削除するという意味。たとえば、写真に映り込んでしまった不特定多数の人を削除したいときなんかに使えます。
Remove Background
「Remove Background」は、その名の通り、AIが背景を削除してくれます。ワンクリックでできるので大変便利です。
Brand Kit Creator
ブランドキットやロゴを作りたいなら「Brand Kit Creator」を使いましょう。生成AIが自動で判断して、ロゴや色、フォントなどを調整してブランドキットを作ってくれます。まずは使ってみるのが一番です。
Album Creator
コラージュやアニメーションを含むカスタムアルバムに写真を追加することができます。
Sticker Creator
こちらはまだ未公開(2023年12月時点)。近日公開予定です。
Generative Expand
こちらはまだ未公開(2023年12月時点)。近日公開予定です。「Expand」とは、拡張するという意味。写真の欠けている部分を、AIを使って拡張する機能です。Photoshopにも似た機能がありますが、Generative Expand は無料で使えるのでいいですね。
イメージクリエイターを使ってみる
マイクロソフトデザイナーへ行きます(マイクロソフトのアカウントが必要です)。
「Image Creator」の「Generate」ボタンをクリックします。プロンプト画面になるので、ここに好きな言葉を打ち込みます。かんたんですね。
たとえば「プールで泳ぐ柴犬の写真」と入力すると、、、、
こんなに可愛い柴犬の写真ができあがりました! では、文言をちょっと変えてみましょう。「プールで泳ぐ黒い2匹の柴犬の写真」にしてみます。「黒い2匹の」という言葉を追加しました。すると、、、
あっという間に、黒い 2 匹の柴犬ができあがりました! すごいですね。生成した写真はダウンロードすることもできます。
意図した結果が出てこない場合は、言葉の表現を変えてみたり、語順を入れ替えてみたりすると有効です。状況を詳細に描写してあげることが何より大切ですね。
ぜひ使ってみてください。